二橋トヨタ九州社長「海外部品の調達も推進」
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同社によると新型ESの九州地域での調達比率は、トヨタ九州の内製付加価値分も含め63%となった。旧モデルの54%から大きく伸び、同社の平均(55%)を上回っている。地元での調達拡大は「物流コストの低減や、新規参入による原価低減効果がある」(二橋社長)としており、今後も引き上げに取り組む方針。
二橋社長は同時に、「地の利を生かし韓国などからの海外部品の調達も視野に置いている」とし、仕入先と協力しての商談会も開いたという。ただ、同社の生産モデルはレクサスブランドが中心となっているため、「為替対策だけの調達ではなく、品質や商品性も十分に検討していきたい」と述べた。
《池原照雄》