【F1 イギリスGP】ウェーバー逆転勝利

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【F1 イギリスGP】ウェーバー逆転勝利
【F1 イギリスGP】ウェーバー逆転勝利 全 6 枚 拡大写真

土曜までの悪天が一変して完全なドライコンディションとなったイギリスGP。結果はレッドブルのマーク・ウェーバーがフェルナンド・アロンソを終盤に追い詰めて逆転勝利を果たした。ウェーバーはアロンソに次いで今季2勝目。さらに、アロンソのドライバーズ選手権のポイントアドバンテージは13ポイントとなっている。

ポールポジションからスタートしたアロンソは第1スティントでウェーバーに対して5秒のリードを築き上げ、終盤までこれを維持したが、最終スティントで履いていたいたソフトタイヤのグリップが「崖(クリフ)」から滑り落ちた格好だ。

残り7周でアロンソの背後に追い付いたウェーバーは、48周目のブルックランズ手前でDRSを使用。アロンソはインサイドを守ろうとしたが、ウェーバーはアウトを大回りする形でオーバーテイクに成功した。

アロンソはすぐさまウェーバーとの勝負は捨てて猛然と追い上げてきたベッテルとのギャップキープに目標を切り替えた。ベッテルは、最初のストップをやや前倒ししたストラテジーが奏功しポジションを3番手に進めたが、アロンソにはぎりぎり手が届かずにこの順位のままフィニッシュした。

日本期待の小林可夢偉だったが、最後のピットストップで数人のメカニックを跳ね飛ばすという失態を演じてしまった。その瞬間まで数ポイントをチームに持ち帰るレース展開をしていただけに無念の結果。このミスによってポイント圏外の11位に終わっている。

Rd.9 F1イギリスGPリザルト
1: ウェーバー(レッドブル) 1:25'11.288
2: アロンソ(フェラーリ) +3.060
3: ベッテル(レッドブル) +4.836
4: マッサ(フェラーリ) +9.519
5: ライコネン(ロータス) +10.314
6: グロージャン(ロータス) +17.101
7: シューマッハ(メルセデスAMG) +29.153
8: ハミルトン(マクラーレン) +36.400
9: セナ(ウィリアムズ) +43.300
10: バトン(マクラーレン) +44.400

11: 小林(ザウバー) +45.300
12: ヒュルケンベルク(フォースインディア) +47.800
13: ベルニュ(トーロロッソ) +51.200
14: リチャルド(トーロロッソ) +53.300
15: ロズベルグ(メルセデスAMG) +57.300
16: マルドナド(ウィリアムズ) +1lap
17: コバライネン(ケータハム) +1lap
18: グロック(マルシャ) +1lap
19: ピック(マルシャ) +1lap
20: デラロサ(HRT) +2lap
21: カーティケヤン(HRT) +2lap

ファステストラップ:ライコネン 1'34.661

DNF/リタイア 周回
ペレス(ザウバー) 14
ディレスタ(フォースインディア) 3
ペトロフ(ケータハム) 1

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る