6月のインド新車販売、9.2%増…スズキ回復
自動車 ビジネス
海外マーケット

27万3932台の内訳は、乗用車が20万9006台。前年同月比は11%増と、3か月ぶりに2桁台の伸び率を示す。商用車は6万4926台を売り上げる。
メーカー別では、インド市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが6月、インド国内で8万3531台を販売。前年同月比は20.3%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。
車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、トータル7万0977台を販売。前年同月比は23.1%増と、3か月ぶりに増加する。
SUVやMPVなどのBセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を4月に投入した効果が出て、5638台を販売。前年同月実績に対して、30倍以上もの伸びを示した。
インドにおける2012年上半期(1‐6月)新車販売は、189万5000台。前年同期比は12.4%増と、伸び率は2桁台だ。しかし、燃料価格の上昇などにより、この3か月は、ひと桁台の伸びにとどまっている。
《森脇稔》