インド自工会、2012年度新車需要を下方修正

自動車 ビジネス 海外マーケット
マルチスズキ アルト(参考画像)
マルチスズキ アルト(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

中国と並び、新車販売の高い伸びを示してきたインド。そのインドの2012年度(2012年4月から2013年3月)の新車販売が、当初の予測よりも伸び悩む見通しになった。

これは10日、インド自動車工業会(SIAM)が明らかにしたもの。インド自動車工業会は当初、2012年度のインド新車市場の伸び率を10‐12%増と予測していた。しかし今回、その予測を9‐11%増へと、下方修正したのだ。

下方修正された大きな理由は、2つ。ひとつは燃料価格の上昇、もうひとつが新車購入でローンを組む際の金利の割高感。この2つが、消費者の新車購入意欲を減退させる大きな要因となっている。

インド自動車工業会が10日に発表した6月新車販売台数(輸出を除く)は、27万3932台。前年同月比は9.2%増と、8か月連続で前年実績を上回ったものの、伸び率は5月の8%増に比べて、ほぼ横ばいだった。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  2. 【スズキ バーグマンストリート125EX 試乗】125ccスクーター3兄弟で「最もラグジュアリー」である理由…伊丹孝弘
  3. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. 『ジムニーノマド』がレトロモダンに変身! アルパインスタイル・キャルズモーターから人気カスタムキット8月登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る