育児休暇中の女性警官、泥酔運転で逮捕

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7日午後6時40分ごろ、東京都葛飾区内の区道を走行していた乗用車に対し、後続のワゴン車が追突する事故が起きた。ワゴン車を運転していた女は職務質問を振り切って徒歩で逃走しようとしたが、警察はこの女を飲酒運転の現行犯で逮捕した。休職中の警官だった。

警視庁・亀有署によると、現場は葛飾区金町4丁目付近で片側1車線の直線区間。50歳代の男性が運転する乗用車が減速したところ、後ろから進行してきたワゴン車がそのまま追突した。

ワゴン車を運転していた女は車外に出ようとしなかったため、男性は警察に通報。これを受けた同署員が職務質問を実施しようとしたところ、女の呼気が酒臭いことに気づいた。

このためアルコール検知の実施を告げたが、女は同乗していた乳児を抱き、クルマを放置して逃走。途中で転倒したが、乳児をその場に置いてさらに逃走しようとした。署員が走って追いかけて確保。アルコール検知では呼気1リットルあたり0.9ミリグラムの高濃度アルコール分を検出。言動などからも泥酔状態と判断し、8日に道路交通法違反(酒酔い運転)容疑で逮捕した。

逮捕されたのは江東区内に在住する32歳の女で、警視庁・組織犯罪対策5課に所属する巡査長だった。現在は育児休暇中で、調べに対しては「育児ストレスから酒がやめられなくなった。朝から自宅でサワーを飲んでいた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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