【リコール】いすゞ エルフ など15.6万台、エンジンの掛かりが悪くなる 

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不具合箇所
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いすゞ自動車は12日、小型・中型トラック『エルフ』『フォワード』、ニッサンブランドの『アトラス』『コンドル』、マツダブランドの『タイタン』計5車種のイグニッションスイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2006年12月6日~2011年5月26日に製作された15万6672台。

イグニッションスイッチの電気回路が不適切なため、トランスミッション制御ユニットや後付け電装品などの起動電流により、スイッチの接点が摩耗し、エンジンの掛かりが悪くなる。また、自動変速機および機械式自動変速機(スムーサ)搭載車両は、エンジンストール、灯火器の不点灯などが発生するおそれがある。

自動変速機および機械式自動変速機搭載車両は、(1)イグニッションスイッチの電気回路にリレーを追加し、配線を対策品に交換(2)コーションプレートを貼付(3)スイッチを新品に交換--する。

手動変速機搭載車両は、AMラジオ、後付け電装品などの装備状況、スイッチにかかる電気負荷およびエンジンの始動状態を確認し、(1)~(3)のうち必要な措置を行う。

不具合発生件数は165件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。

《レスポンス編集部》

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