世界のPC出荷減速、前年同期比0.1%マイナス

自動車 ビジネス 海外マーケット
メーカー別世界のPC出荷台数
メーカー別世界のPC出荷台数 全 2 枚 拡大写真

 調査会社の米IDCは11日(現地時間)、2012年第2四半期(4~6月)の世界のPC出荷台数を発表した。世界の主要な市場である米国や中国が大きく落ち込んだことにより、前年同期比0.1%の減少となった。

 2012年第2四半期のPC出荷台数は8,673万1,000台で、5四半期ぶりに減少した。地域別に見ると、欧州、中東、アフリカ、日本では前年同期を上回った。しかし米国では前年同期比10.6%減という大幅な落ち込みを記録した。さらに中国を含むアジア太平洋でも前年割れとなった。

 要因としては、経済危機の影響のほか、消費者がスマートフォンへの支出を優先していること、Windows 8の発売を前にした買い控えが考えられる。

 メーカー別ではHP、デルといった米国企業のシェアが減少し、代わってレノボ、ASUSといったアジアの企業が台頭してきている。特にレノボは好調で、首位のHPの出荷台数1,342万2,000台に対して1,288万5,000台と、その差は僅かになっている。長らくシェアトップの座を守ってきたHPを抜き去り、シェアトップに立つ可能性が現実味を帯びてきた。

世界のPC出荷減速、前年同期比0.1%のマイナス……米・中が落ち込み

《山田 正昭@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る