日立、分散型エネルギーマネジメントシステムの実証実験を開始

自動車 ビジネス 企業動向
日立、大みか事業所における実証設備イメージ
日立、大みか事業所における実証設備イメージ 全 1 枚 拡大写真

日立製作所は、事業継続計画への対応強化と、エネルギー利用の効率化を目的に、日立グループの事業所で2011年6月から設置を進めていた、分散型エネルギーマネジメントシステム(EMS)を今夏の節電に向けて本格稼動し、実証実験を開始した。

大みか事業所(茨城県日立市)と周辺事業所では、スマートシティの実現に貢献する分散型EMSの実証実験を2011年6月より検討し、今回実証実験の第1フェーズとして、太陽光発電・蓄電池設備の稼動を開始した。

また、分散型の工場エネルギー管理システムを本格的に稼動し、蓄電池設備の充放電制御による電力ピークシフト、空調設備の直接制御による設定温度調節機能を活用した電力ピークカットなどを行い、今夏の節電を実現していく。

同社では、実証実験の本格稼動により、大みか事業所の2010年度夏季ピーク電力に対し、23%の使用電力低減をめざす。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る