日立、分散型エネルギーマネジメントシステムの実証実験を開始

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日立、大みか事業所における実証設備イメージ
日立、大みか事業所における実証設備イメージ 全 1 枚 拡大写真

日立製作所は、事業継続計画への対応強化と、エネルギー利用の効率化を目的に、日立グループの事業所で2011年6月から設置を進めていた、分散型エネルギーマネジメントシステム(EMS)を今夏の節電に向けて本格稼動し、実証実験を開始した。

大みか事業所(茨城県日立市)と周辺事業所では、スマートシティの実現に貢献する分散型EMSの実証実験を2011年6月より検討し、今回実証実験の第1フェーズとして、太陽光発電・蓄電池設備の稼動を開始した。

また、分散型の工場エネルギー管理システムを本格的に稼動し、蓄電池設備の充放電制御による電力ピークシフト、空調設備の直接制御による設定温度調節機能を活用した電力ピークカットなどを行い、今夏の節電を実現していく。

同社では、実証実験の本格稼動により、大みか事業所の2010年度夏季ピーク電力に対し、23%の使用電力低減をめざす。

《纐纈敏也@DAYS》

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