双日、シェールオイル向けにメキシコ産バライト製造事業に参画

自動車 ビジネス 企業動向
バライト選鉱工場
バライト選鉱工場 全 2 枚 拡大写真

双日は、メキシコのバライト権益保有会社であるCPCミネリアに49%出資し、高純度バライト製造・販売事業に参画すると発表した。

バライトは、硫酸バリウムが結晶してできた鉱物で、比重が極めて大きい性質を利用し、主に石油・ガス採掘時に用いられる掘削泥水中の加重材として使用される。

従来型の石油・ガス掘削に加えて、最近採掘計画が世界規模で増加しているシェールガス・シェールオイルの掘削にも使用される。

メキシコでの操業開始は2013年夏を予定しており、原石採掘、精製を現地で一貫して実施する。

バライトの供給は中国が世界の総生産量の過半を占めている。双日もこれまで、中国産バライトの米国向けを取扱ってきた。今回の出資によるメキシコ産バライトの権益獲得により、中国以外の調達先の多様化を実現、シェールガス、シェールオイルという新エネルギー分野に貢献、希少資源ビジネスの拡大を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る