追突事故に巻き込まれ大破、税関職員6人死傷

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11日午後2時25分ごろ、東京都江東区内の首都高速道路湾岸線西行きで、渋滞の車列に対して後ろから進行してきた中型トラックが突っ込み、最後部に位置していたワゴン車が大型トレーラーとの間に挟まれ大破する事故が起きた。この事故で6人が死傷している。

警視庁・高速隊によると、現場は江東区有明3丁目付近で片側3車線の直線区間。事故当時は交通集中による渋滞が発生しており、第2車線を走行していたワゴン車は減速を開始したが、その後ろから進行してきた中型トラックは減速しない状態でワゴン車に追突。ワゴン車は前方に位置していた大型トレーラーとの間に挟まれる状態となった。

ワゴン車は原形を留めないほどに大破。クルマには東京税関・調査部犯則調査センター室に所属する男女6人が乗車していたが、このうち20-40歳代の男性4人が全身強打でまもなく死亡。男女2人が骨折などの重傷を負った。警察は追突側のトラックを運転していた墨田区内に在住する70歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。4人死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

死傷した6人は密輸捜査のエキスパートで、事故当時は成田税関支署から羽田支署への移動中だった。調べに対して男は「前をよく見ていなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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