三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは7月16日、2013年モデルの『アウトランダー スポーツ』(日本名:『RVR』)を米国で発売した。
2013年モデルのアウトランダースポーツは2012年4月、ニューヨークモーターショー12で初公開。米国イリノイ工場での現地生産車に切り替わるのが、最大の特徴だ。
これに合わせてアウトランダー スポーツは、2010年春のデビュー以来、初の大がかりな改良を実施。外観は、前後バンパー、フロントグリル、フォグランプ、サイドシル、アルミホイールなどのデザインを変更。室内はファブリック素材の見直しや、フロントドアへのクロームアクセントの追加などにより、リフレッシュが図られている。
メカニズム面では、リアのマルチリンクサスペンションを再チューニングし、ハンドリングや乗り心地を向上。CVTはプログラムが見直され、加速性能や滑らかさを増した。4WDの「AWC」のプッシュボタンスイッチも、新デザインとなった。
三菱モータースノースアメリカは今回、2013年モデルの価格を公表。ベース価格は、1万9170ドル(約150万円)という戦略的価格を掲げている。