上半期のVW商用車世界販売、東欧は29%の大幅増

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フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5
フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5 全 1 枚 拡大写真

ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲンは7月12日、2012年上半期(1-6月)の商用車(LCV=軽商用車)世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は約27万台。前年同期比は3.7%増だった。

市場別では、西欧がギリシャに端を発した信用不安の影響で、前年同期比1.9%増の14万4800台と微増にとどまる。このうち、地元ドイツは5.5%増の6万3000台と、フォルクスワーゲン商用車部門にとっては、単一国の最大市場に君臨する。

一方、東欧は2万1000台を売り上げ、前年同期比は29.2%と大きく伸びた。欧州以外では、南米が1.8%減の6万7700台と前年実績を割り込んだ。

車種別では、小型ピックアップトラックの『アマロック』が、前年同期比24.8%増の3万6400台と牽引。中/大型バンの『クラフター』も、38.7%増の2万3900台と好調だ。その一方で、『T5』シリーズは1.3%増の8万1500台と微増。『キャディ』は7万8100台を販売したものの、前年同期比は2.5%のマイナスだ。

フォルクスワーゲン商用車部門のブラム・スコット取締役は、「昨年よりも厳しさを増す市場環境において、フォルクスワーゲンの商用車は良好な販売を続けている」と述べている。

《森脇稔》

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