日産、セレナにS-HYBRID搭載「室内空間、使い勝手を犠牲にしない」

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S-HYBRIDシステム
S-HYBRIDシステム 全 6 枚 拡大写真

日産自動車は、8月に予定しているミニバン『セレナ』の一部改良を機に、S-HYBRID(スマートシンプルハイブリッド)と名付けた新開発のエンジンアシスト機能を追加する。アイドリングストップ後に余った電力を使ってモーターがエンジンをアシストして燃料を節約する仕組み。

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セレナの商品企画責任者を務める角智彰氏は「今セレナが選ばれる理由は、広さと使い勝手の良さ。この2つを犠牲にしないで、いかにコンパクトにエンジンルーム内だけでハイブリッドを実現して燃費改善できないかと考えた」と語る。

S-HYBRIDは「(現行セレナのアイドリングストップシステムで使っている)ECOモーターの容量をアップして回生できる電気の量を増やすとともに、発進時にアシストする補助動力機として使う。さらにエンジンルーム内に鉛のサブバッテリーを追加して、回生したエネルギーをたくさん貯められる構成にした」という。

これにより「ハイブリッドのシステムすべてがエンジンルーム内で完結している。今のセレナの強みをそのまま維持をさせた」と自信をのぞかせた。

既存のアイドリングストップシステムをベースにエンジン補助機能を付け加えただけの仕組みだが、「今回のECOモーターは原動機扱いになっていて型式が入っている。車検証上にも1.8kWの型式がでている。国土交通省がハイブリッドとして認定したもの」と角氏は胸を張る。

さらに「賢いソリューションを考えようということで「スマート」と、ファミリーの方にも手が届く、非常にお求めやすいという価格にしたいという思いを込めて「シンプル」という言葉を選び、スマートシンプルハイブリッドという名前にした」と説明。

S-HYBRIDを搭載したセレナの価格は公表されていないが、角氏は「平成27年度(2015年度)の燃費基準プラス20%をクリアしているので、(エコカー減税の対象となり自動車税、取得税が)免税になる。4万円ほどのメリットになるが、その分が相殺するぐらいのイメージ。負担無くハイブリッドを購入いただけるのでは」との見通しを示した。

《小松哲也》

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