三菱化学とBASF、LIB向けビニレンカーボネートのライセンス契約に合意

自動車 ビジネス 企業動向
リチウムイオン二次電池材料
リチウムイオン二次電池材料 全 2 枚 拡大写真
三菱化学と独BASFは、三菱化学が保有するビニレンカーボネートに関する特許を、BASFに使用許諾するためのライセンス契約を締結したことを発表した。

ビニレンカーボネートはBASFの電解液の重要成分であり、リチウムイオン電池(LIB)を生産する電池メーカーに使用されている。BASFは今回の契約により、BASFまたは三菱化学が製造した電解液を使用する電池メーカーに対して、ビニレンカーボネート使用のサブライセンスを許諾する権利を得ることになる。

今回の契約は、三菱化学が独メルク社電解液事業部門との間で過去に締結していたライセンス契約を、新たにBASFと締結するもの。BASFは今年、メルク社の電解液事業を買収しており、同事業は現在BASFの「バッテリー材料」グローバル・ビジネスユニットに統合されている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る