【メルセデスベンツ Mクラス 新型発表】クリーンディーゼルに右ハンドル導入で販売比率7割超見込む

自動車 ニューモデル 新型車
【メルセデスベンツ・Mクラス
【メルセデスベンツ・Mクラス 全 6 枚 拡大写真
フルモデルチェンジし3世代目となった、メルセデスベンツ『Mクラス』が発売された。

今回の大きなポイントのひとつは、『ML350ブルーテック』の右ハンドルの導入だというのは、同社商品企画・マーケティング部の江上浩史さん。「先代は左ハンドルだけの導入でした。その理由は、いち早く日本にクリーンディーゼルエンジンを導入しようと、開発側といろいろ交渉した結果だったのです」と振り返り、今回は、「フルモデルチェンジですので、日本のマーケットに合った右ハンドル化を目指しました」とする。

その価格についても、「ブルーテックモデルはガソリンモデルに対し、プレミアム性の高い価格設定をしていましたが、今回は、選ぶ際はガソリンもクリーンディーゼルも同じ目線で見てもらいたいと、装備差はあるものの、価格をよりお求めやすい価格にしました」と話す。その価格はガソリンモデルが750万円から。ブルーテックモデルは790万円からとなった。認証はこれからとしながらも、「クリーンディーゼルのエコカー減税がありますので、見込みでは、同じくらいのレベルになるのではないでしょうか」という。

江上さんによると、「先代は左ハンドルながらも4割強はブルーテックが選ばれていました」といい、「今回の右ハンドル導入によって、おそらく7割からそれ以上はクリーンディーゼルになるのではと思います。つまり、主力モデルがクリーンディーゼルになるということです」と期待をにじませた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 【アルファロメオ ジュニア 新型試乗】「蛙の子は蛙」でもやっぱりアルファロメオを選びたくなる理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る