2012年上半期の英国自動車生産、12.1%増の81万台

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日産キャシュカイ現行(日本名:デュアリス)を生産する英国サンダーランド工場
日産キャシュカイ現行(日本名:デュアリス)を生産する英国サンダーランド工場 全 3 枚 拡大写真

英国自動車工業会(SMMT)は7月19日、2012年上半期(1‐6月)の英国における自動車の生産実績を公表した。商用車を含めた総生産台数は、81万2212台。前年同期に対して、12.1%増えている。

81万2212台の内訳は、乗用車が前年同期比14.1%増の75万6116台。一方、商用車は8.7%減の5万6096台にとどまった。

6月単月の生産台数は、12万7560台。前年同月比は2.2%のマイナスだ。欧州では、ギリシャに端を発した信用不安が続いており、新車販売は低迷。ここにきて、英国での生産台数も減少傾向を示している。

英国自動車工業会のポール・エベリット会長は、「過去2年間、英国の自動車産業には、総額58億ポンド(約7160億円)の投資が行われてきた。これは、長期的な成長を実現するためだ」とコメントした。

英国では現在、日産やホンダ、BMWグループのMINIなどが、現地生産を行っている。

《森脇稔》

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