レクサス ES 新型、米国価格公表…ハイブリッドは約300万円から

エコカー ハイブリッド
新型レクサスESのハイブリッド、ES300h(ニューヨークモーターショー12)
新型レクサスESのハイブリッド、ES300h(ニューヨークモーターショー12) 全 5 枚 拡大写真
レクサスが2012年4月、ニューヨークモーターショー12でワールドプレミアし、8月に米国市場で発売する新型『ES』。この6代目ESの現地価格が、アナウンスされている。

これは、米国トヨタ販売が公表したもの。歴代レクサスESとしては初設定のハイブリッド仕様、「ES300h」グレードの価格に注目だ。

ES300hのハイブリッドパワートレーンは、新型トヨタ『カムリ ハイブリッド』に採用されたシステムと基本的に共通。ガソリンエンジンは、2.5リットル直列4気筒のアトキンソンサイクル。このエンジンに、小型モーターを組み合わせる。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、カムリ ハイブリッドと同じ200ps。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地が17km/リットル、高速が16.6km/リットルだ。

米国トヨタ販売は今回、レクサス ES300hのベース価格を3万8850ドル(約305万円)に設定。米国トヨタ販売によると、米国のレクサスのラインナップでは、プレミアムクラスで最安。コンパクトクラスの『CT200h』の、2万9120ドル(約230万円)に次ぐ価格設定になる。

また、3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジン搭載の「ES350」グレードのベース価格は、3万6100ドル(約285万円)。先代比で、1.7%ダウンの戦略的価格を掲げた。

レクサスESは80年代後半、トヨタ『カムリ』のプラットフォームをベースに開発されたFF車。日本でもトヨタ『ウィンダム』として販売された。ウィンダムは2006年をもって廃止されたが、北米向けには2006年4月、5代目レクサスESが登場。現在は北米や中国で販売されており、米国市場においてはレクサスの最量販車に君臨している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る