【F1 ドイツGP】レース日午前中にレッドブルに疑念も処分なし
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問題となったのは、セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェーバーが駆るRB8のエンジントルクマップ。技術規定5.5.3に違反するというもので、具体的には、中回転域のトルクを増すことでトラクションコントロールとエキゾーストブローイングを行っているのではないかと言われている。結果的に、空力特性に人工的に手を加えた両車は技術規定036-11に違反するという内容だ。
FIA、レッドブル、エンジンを供給するルノーの代表との話し合いが行われ、ECUデータの解析を行ったスチュワードは、チームの説明のすべてを受け入れることはできないが、レギュレーションの条文上は提出されたマップは5.5.3に違反しないとの結論に達した。
早急なレギュレーションの明文化がなされないと、他チームが追従の動きを見せるだろう。
《編集部》