慶大、ウィンクで動く車いす自動走行装置を開発

自動車 テクノロジー 安全
眼電位計測か所と装着した様子
眼電位計測か所と装着した様子 全 2 枚 拡大写真

慶應義塾大学は7月23日、理工学部システムデザイン工学科満倉靖恵准教授、高橋正樹准教授の合同研究グループが、目の周りの電位(眼電位)をコントローラとする車いす自動走行装置を開発したと発表した。

今回開発した車いすは、目の回りに装着した少数の電極から眼電位を計測。3種類のまばたきを高精度に検出し、車いすの方向入力に応用した。

また、通路や曲がり角などの環境情報を検出。環境に応じて走行速度や旋回角を自動調整する制御機構を組み合わせることで、安心・安全かつ円滑に走行できる装置となっている。

合同研究グループでは、装置の小型化・低価格化を進めるとともに、より多くの環境に適応できる制御機構を導入。今回発表した車いす自動走行装置の実用化を目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る