ホンダ フィットEV、米国で一般向け納車がスタート

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米国カリフォルニア州で一般顧客向けの第1号車が納車されたホンダ フィットEV
米国カリフォルニア州で一般顧客向けの第1号車が納車されたホンダ フィットEV 全 2 枚 拡大写真

ホンダが『フィット』をベースに開発したEV、『フィットEV』。同車の一般顧客向けの納車が、米国で開始された。

これは20日、ホンダの米国法人、アメリカンホンダモーターが明らかにしたもの。すでにグーグル本社やカリフォルニア州トーランス市など、企業や官公庁向けに納車実績のあるフィットEVだが、今回初めて、一般ユーザーに車両が引き渡されたのだ。

フィットEVの最初のオーナーになったのは、カリフォルニア州在住のウォルトン夫妻。夫のウォルトン氏は、「フィットの第1号車が納車されたのは、大変光栄。フィットEVはどんなEVよりも電費性能に優れ、運転しても楽しい車」とコメントしている。

フィットEVは、最大出力123ps、最大トルク26.1kgmを発生するモーターを搭載。1回の充電で、最大132kmを走行できる。二次電池は、蓄電容量20kWhのリチウムイオンバッテリー。充電は240Vチャージャーなら、約3時間で済む。

米国ではまず、カリフォルニア州とオレゴン州で先行発売。両州ではリース販売のみとなり、3年契約でのリース価格は、月々389ドル(約3万円)だ。

《森脇稔》

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