トヨタ、中国にCVT生産会社を設立…2014年秋稼働

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は7月23日、中国江蘇省に、CVT生産会社、トヨタ自動車(常熟)部品(TMCAP)を設立した。

トヨタでは、ガソリン車の走行性能向上と低燃費の両立を目指すため、小排気量車にはCVTを採用している。中国において、今後、小排気量車の需要増が見込まれることから、CVTの現地生産を開始する。

TMCAPの矢勢弘一総経理は「中央、省、市政府をはじめ、中国の多くの人々の協力により、新会社を設立できたことを非常に嬉しく思う。CVTの現地生産開始で、より多くの中国の顧客に低燃費で走行性能の良いクルマを提供できると考えている」と語った。

新会社設立に伴う投資は約2億8500万米ドル(約223億円)、新規雇用は850人を予定。生産能力は年間24万基。主要設備が完成する2014年9月のラインオフを目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  4. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、2025年度グッドデザイン賞に…『デリカミニ』と『デリカ』も部門賞
  5. スバル『REX』、初の1.0Lターボエンジン搭載…新登場の4WDモデルは218万7900円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る