フォルクスワーゲングループ上半期決算…営業利益は6.7%増
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同社の発表によると、アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、前年同期比22.6%増の954億ユーロ(約9兆1640億円)。
また営業利益は、65億ユーロ(約6245億円)。前年同期の61億ユーロ(約5860億円)に対して、6.7%増となった。
2012年上半期の世界新車販売は、前年同期比8.9%増の445万台。このうち、フォルクスワーゲンの乗用車部門は、10.2%増の279万台だ。グループ全体の市場別実績では、中国が17.5%増の130万台。米国も30.4%増の27万5200台と好調だった。
フォルクスワーゲングループのハンスディーター・ペッチュCFO(最高財務責任者)は、「経済情勢には不確定な要素があるが、フォルクスワーゲングループの業績は、これまでのところ好調」と述べている。
《森脇稔》