アマゾン決算、Kindle Fireのコストなどで純利益96%減

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 米アマゾンは26日(現地時間)、2012年第2四半期の決算を発表した。売り上げは増えたものの、利益は前年同期の96%減となった。売り上げ、利益ともに事前の予想を下回った。

 売り上げは128億3,000万ドルで、前年同期の29%増。純利益は700万ドルで前年同期の1億9,100万ドルから大幅に減少した。1株あたりの利益は1セント。売り上げが増加しているのに利益が大幅に減少したのは、戦略的な低価格で販売しているKindle Fireの販売コストが嵩んだことと、物流センターを自動化するロボット企業のKivaを買収した費用が影響したためとみられる。ただし、アマゾンはKindle Fireの販売台数や収益性を公表しておらず、利益の減少についてはkiva買収と為替変動などの影響としている。

事前の予想では売り上げは129億1,000万ドルで実際の売り上げは下回ったもののその差は僅かといえる。利益についてはkiva買収の影響を除くと事前の予想を上回る。そのためアマゾンの株価は発表を受けて1%上昇した。

アマゾンが決算発表、Kindle Fireのコストなどで純利益96%減

《山田 正昭@RBB TODAY》

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