三菱自動車の第1四半期決算…販売不振もコスト削減で営業利益22.1%増

自動車 ビジネス 企業動向
三菱 デリカD:5
三菱 デリカD:5 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車が発表した2012年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比2.9%減の4192億円、営業利益が同22.1%増の149億円で、減収増益となった。

販売台数の落ち込みや円高の影響などにより、売上は若干減少したものの、台数・車種構成などの好転や、資材費等コスト低減などが寄与し営業利益は大幅プラスとなった。

販売台数は、同11%減の23万9000台。国内販売は、軽自動車にエコカー補助金対象モデルが少なく、登録車も主力車種がモデル末期にあることが影響し、同12%減の3万台となった。北米も、米国市場向けモデル『エクリプス』、『エクリプススパイダー』、『エンデバー』の生産終了などが影響し、同26%減の2万3000台となった。欧州・ロシアは同28%減の4万6000台、アジア及びその他は同1%増の14万台だった。

経常利益は同38.0%増の142億円、また当期利益については、投資有価証券の売却益を特別利益として計上したことなどにより、同367%増の200億円となった。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  5. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る