タキゲン製荷室ドア施錠装置車両、保安基準満たさずリコール

自動車 ビジネス 国内マーケット
改善箇所説明図
改善箇所説明図 全 1 枚 拡大写真

日本フルハーフ、パブコなどボデーメーカー8社は30日、産業用金物メーカーであるタキゲン製造製の荷室ドア施錠装置「メガロック」に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、8社が架装したトラック計1303台。2000年2月10日~2012年4月26日に製作されたものが対象だ。

バン型荷台および冷蔵冷凍車の荷室ドア施錠装置施錠確認ランプの灯色が不適切なため、リモコンキーで開錠した場合、赤色ランプが点灯した状態で走行可能で、道路運送車両の保安基準に抵触する。

全車両、施錠確認ランプの灯色を緑色にした対策品に交換する。

8社とも不具合、事故ともに発生はなく、部品製造元からの連絡でわかった。

部品製造元であるタキゲン製造は同日、後付け部品として販売した「メガロック」に不具合があるとして、国土交通省に自主改善を実施すると報告した。

自主改善は、自動車部品として使用者に販売したものについて行うもので、対象となるのは1995年1月5日~2012年4月5日に販売した約2千数百個。なお、対象数には車体メーカー8社がリコールしたものも含まれる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  2. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  3. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  4. BMW 3 / 4 シリーズの「M」、392馬力にパワーアップ…マイルドハイブリッドも搭載
  5. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る