【新聞ウォッチ】三菱 ミラージュ、4000台の予約受注

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三菱・ミラージュ(参考画像)
三菱・ミラージュ(参考画像) 全 5 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年7月31日付

●柔道松本「金」日本勢「金」1号(読売・7面)

●トヨタ販売上方修正、12年計画世界880万台に(読売・8面)

●雇用「900万人」踊る数字、日本再生戦略、具体策乏しく(朝日・7面)

●車鋼板2000円下げ、トヨタ・新日鉄が合意へ(朝日・9面)

●追い詰められた産業立国、日本の工場相次ぐ敗北、日産海外生産加速(毎日・3面)

●超小型車広がる化、採算面で疑問視、安全性に課題も(毎日・11面)

●介護予防にアシモ技術、ホンダ、来月から歩行実験(毎日・11面)

●自動車国内生産6月は20%増加、9ヵ月連続プラス(東京・6面)

●先端部材日米中で量産、エコカー用電池、クレハ・伊藤忠出資(日経・1面)

●パナソニック黒字確保、4~6月最終100億円強リストラ奏功(日経・9面)

●マツダ、計画断念、メキシコからブラジルに輸出、通商摩擦で現地生産へ(日経・10面)

●日産、商用車倍増へ店舗網、専門人員や修理設備併設、米に300店、新興国も(日経・11面)

●三菱自動車、38%増益、4~6月経常、東南アジアでSUV堅調(日経・11面)

●「86」のコーナーリング、トヨタ、自動で撮影(日経・11面)

ひとくちコメント

三菱自動車が発表した2012年4~6月期連結決算は、経常利益が142億円と前年同期に比べ38%増加した。一方で、世界販売は23万9000台と10%減少し、売上高も3%減の4192億円となった。

きょうの各紙が取り上げているが、「四半期業績の発表を始めた04年以降では、4~6月期として2番目の利益水準」(日経)という。また、今通期の予想は、経常利益を従来予想の520億円から620億円に上方修正するなど、業績が順調に回復しているとみられている。

ただ、地域別の販売状況をみれば、タイを中心に東南アジアで急拡大する半面、日本、北米、欧州の先進国は軒並みマイナス。中でも国内はエコカー補助金対象モデルが少ないなど、回復の遅れが際立つが、下期にかけては新型ミラージュやアウトランダーなど3車種の新モデルを投入し巻き返しを狙う。

このうち、タイから逆輸入する新型ミラージュについては、あす8月1日に国内でも発表し、8月末から発売する予定。一足早く6月末から先行予約注文を開始したが、決算会見に出席した黒井義博常務執行役員・経営企画本部長は「予約受注がすでに4000台を超えている」ことを明らかにした。12年度の国内販売目標は3万台を掲げており、人気のある東南アジアばかりではなく、国内復活の“救世主”としての期待も高まっているようだ。

《福田俊之》

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