NASA、キュリオシティの火星着陸に向けて準備を開始

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キュリオシティの着陸手順
キュリオシティの着陸手順 全 2 枚 拡大写真

 米NASAは30日(現地時間)、火星に向かって飛行中の探査機「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」(キュリオシティ)の着陸に向けての最終準備に入ったと発表した。

 キュリオシティは8月6日に火星に着陸する予定で、最終的な軌道修正や制御ソフトウェアのアップデート、パラメーターの調整などを行なう。キュリオシティは地球を飛び立った時点では制御ソフトウェアが完成しておらず、地球で様々なテストを含む開発が継続され、最新バージョンがこれから送信される。

 従来、火星探査機は風船に包まれた形で地表に落下するエアバッグ方式が採用されていたが、キュリオシティではスカイ・クレーン方式が採用されている。これは、キュリオシティを搭載した母船が地上10メートルでホバリングし、ロープでキュリオシティを吊り下げて地表に下ろすというもの。きわめて難易度が高く、無事に成功するか注目される。

 また、NASAはキュイリオシティ着陸の手順をリアルなCGで紹介する新しい映像をビデオギャラリーで公開した。この映像のナレーションはウイリアム・シャトナー氏が務める。シャトナー氏は米テレビドラマ・映画の「スタートレック」でカーク船長を演じ、今も人気の高い俳優だ。

《山田 正昭@RBB TODAY》

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