国交省、関東マツダに警告書…修理費水増し請求9000万円超に

自動車 社会 行政

国土交通省関東運輸局は31日、損害保険会社に修理費を水増し請求していた関東マツダの西山雷大社長に対し、東京運輸支局長から警告書を交付したと発表した。

事件は今年1月、同社が同局に対し、事故車両の板金などで架空修理を行い、修理費用を水増しして損害保険会社に請求していた事案が少なくとも40件あると報告して明るみに出た。

31日の同社からの最終報告によると、不正請求は2005年4月から2011年9月までの間に3580件におよび、不正請求金額は9062万円に達することがわかった。

不正請求件数は今年4月の中間報告から602件増え、不正請求金額は同じく1355万円増加している。

また、安全上問題が発生する可能性が高い2737台のうち、2613台の点検が終了したが、不具合は見つかっていない。残りの124台中88台はすでに入庫予約済みで、残る36台に対しても早期に点検が終了するよう努めるという。

不正請求があった関東マツダの都内21事業場は次の通り。

東府中店/国分寺店/野猿街道店/町田鶴川店/水元店/葛飾青戸店/墨田店/足立竹ノ塚店/西新井店/志村店/板橋店/オートアトリエ国立/青梅野上店/昭島中神店/秋津店/花小金井店/石神井店/練馬豊島園店/大田店/国領店/方南町店

《レスポンス編集部》

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