クレハ、伊藤忠など4社、LiB部材会社に200億円の資本投入

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クレハ・バッテリー・マテリアルズ・ジャパン
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クレハ、伊藤忠商事、クラレおよび産業革新機構(INCJ)は7月31日、クレハの子会社でリチウムイオン二次電池(LiB)用材料を取り扱うクレハ・バッテリー・マテリアルズ・ジャパン(KBMJ社)の成長加速を目的に、KBMJ社に対し、新たにクラレおよびINCJが資本参加の上、4社合わせて最大約200億円の資本投入を行うことで合意したと発表した。

今回、KBMJ社の株主として新たにクラレと、革新性を有する事業への成長資金の供給を目的とするINCJが参画。KBMJ社は、今後約2年間、第三者割当増資により、伊藤忠商事とクラレおよびINCJに対して普通株式を、加えてINCJに対しては無議決権優先株式を発行することで、最大約145億円を調達する。また、クレハも戦略的パートナーへの第三者割当増資と同タイミングでKBMJ社の普通株式を最大約55億円引き受けることに合意しており、KBMJ社は合わせて最大約200億円の資本調達を行う。

KBMJ社による調達資金は、主にLiB用ハードカーボン負極材「カーボトロンRP」および「バイオカーボトロン」の大規模で安定的なグローバル供給体制を構築するための設備投資に充当する。

《纐纈敏也@DAYS》

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