【三菱 新型ミラージュ 発表】益子社長、エコカー補助金に頭を痛める

自動車 ニューモデル 新型車
三菱自動車 新型ミラージュ発表会
三菱自動車 新型ミラージュ発表会 全 6 枚 拡大写真

三菱自動車の益子修社長が、エコカー補助金の終了時期が想定よりも遅くなりそうなことに頭を痛めているという。三菱が8月31日に発売する新型『ミラージュ』もエコカー補助金の恩恵を受ける可能性が出てきているにも関わらず、益子社長が悩んでいる理由とは…。

益子社長は8月1日に都内で開いた新型ミラージュの発表会で一部報道陣に対し、「もともと(ミラージュの発売に)間に合わない前提でやっていた。7月末には(エコカー補助金が)無くなると思っていたので、そういう話も出てきているので、どうすればいいのか」と打ち明けた。

「どうすればいいのという意味は、早く注文していただいた方にできることなら(エコカー補助金を)還元してあげたい。果たして、そんな器用なことができるのだろうか。要するに必ずしもオーダーを受けた色とか仕様で造っているわけではなくて、ある程度見込みで造っているので、最初にオーダーした人が(納期のタイミングで)補助金を受けられなくて、100番目にオーダーした人が受けられるという不公平が出てくる可能性がある」というわけだ。

三菱は、新型ミラージュの発売までにエコカー補助金切れとなることを想定して、6月26日から予約注文を開始して、8月末までに成約すれば5万2500円分のディーラーオプションがもらえるというキャンペーンを実施中。

場合によってはエコカー補助金と5万2500円分のディーラーオプションを同時に得られるケースも出てきそうだ。益子社長は「それはやめたとはいえない。それはもうそれで良い」とキャンペーンの継続を明言したが、「(補助金を受けられる)順番がきっちりと決まればそれは説明できると思うが、ところが1000番目ができなくて2000番目ができたって事態が、どうも起こりそうで、それをどうしようかなと正直悩んでいる。それでどうやって不公平感を無くせるかを、今指示している」と明かした。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  4. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  7. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  8. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  9. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  10. MINIに新種『エースマン』登場、航続406kmのEV…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る