GM、PSA株式の評価損計上の可能性を示唆

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GMのダン・アカーソン会長兼CEOとPSAのフィリップ・ヴァラン会長(参考画像)
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2012年3月、資本提携を含めた包括的な提携で合意した米国のGMとフランスのPSA(プジョー シトロエン)。そのGMが、保有するPSAの株式について、評価損の計上を視野に入れていることが分かった。

これは8月3日、GMが米国のSEC(証券取引委員会)に提出した資料から判明したもの。GMは2012年3月、PSAの株式の7%を取得した。ところが、PSAは最近の業績不振により、株価が下落していた。

GMが米国のSECに提出した資料によると、欧州の新車販売の落ち込みは、今後数年は続くと予想。PSAの業績回復には時間がかかる見通しであることから、保有するPSAの株式について、評価損を計上する可能性を示唆している。

ただし、GMは今後もPSAの株式を保持し、提携を維持する方針を表明している。

《森脇稔》

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