破産申請のドイツ・ニュルブルクリンク…一時運転資金獲得へ

自動車 ビジネス 企業動向
ドイツのニュルブルクリンクサーキット
ドイツのニュルブルクリンクサーキット 全 2 枚 拡大写真

7月18日、破産を申請したドイツの有名サーキット、ニュルブルクリンク。同サーキットが、一時的な運転資金の融資を獲得することが分かった。

これは8月1日、ドイツの日刊紙、『Frankfurter Allgemeine Zeitung』が報じたもの。同メディアが関係者から得た情報として、「ニュルブルクリンクサーキットに地元のラインラント・プファルツ州が、2億5400万ユーロ(約245億円)を融資することで合意した」と伝えたのだ。

ラインラント・プファルツ州は、ニュルブルクリンクサーキットの株式の90%を保有するオーナー。ニュルブルクリンクサーキットは、2億5400万ユーロの融資を運転資金などに使い、引き続きサーキットの営業を維持していく方針だ。

気になるのは、同サーキットを代表するイベント、F1レースの今後の開催。ニュルブルクリンクサーキットの運営会社、ニュルブルクリンクオートモーティブのヨーグ・リンドナー代表は、「2013年、F1がニュルブルクリンクで開催されることになるだろう」と、同メディアにコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  3. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  4. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  5. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る