今季、F1のウイニングドライバーの仲間入りを果たしたパストール・マルドナドだが、シーズン開幕以来自らが演じたエラーやミスを、F1で伸びようとする若いドライバーには当たり前のことだと主張した。
今年スペインGPの優勝で高い評価を得たマルドナドだが、その後はミスやペナルティが重なるばかりでポイントをまったく獲得していない。
「レーシングドライバーとして、ごく普通のミスばかりだよ。他のドライバーだって若い頃には同種のミスをしている。不安定だという指摘は認めるけどね。オーストラリアGPで6位だった最終ラップでクラッシュもした。僕が優勝するなんて誰も予想していなかったのも事実だろう」
クラッシャーという風評についても何やら言いたいことがあるようだ。
「スペインで優勝する前は、僕にインタビューしようというジャーナリストもいなかったのに、今はこうして皆さんが僕の周りに集まってくれる。レーシングとはそういうものだよ。確かに僕もミスをしたけど、それは攻めた結果に過ぎない。これからも自分のベストに常にトライするつもりだ。努力しても期待通りの結果がでないこともあるけど、今のマシンが好感触だというのが僕にとって一番重要なんだ。シーズン後半もこの調子を維持して行きたいね!」