ウィットマーシュ「V6ターボとV8の混走は望ましくない」

自動車 ニューモデル 新型車
マクラーレン代表のマーティン・ウィットマーシュ
マクラーレン代表のマーティン・ウィットマーシュ 全 4 枚 拡大写真

2014年に実施されるV6ターボエンジンの導入が近づくにつれて、当初のエンジン供給体制が整わない可能性や、一部チームが高額なエンジン代金を調達できない可能性などが指摘されている。そこで浮上したのが新型V6ターボと現行V8の間にハンディキャップを設けて混走を認めるレギュレーション案だが、マクラーレン代表のマーティン・ウィットマーシュは2014年は魅力的なシーズンでなくする危険性を主張している。

【画像全4枚】

「非現実的なアイデアとまでは思わないが、F1の魅力は損なうことになるだろう。F1は過去に異種エンジンによる混走レースを経験している。ターボと自然吸気が混在した1988年のことだ。正直、トップフォーミュラのあるべき姿ではなかったよね」

仮にV8の継続使用を認めるなら、V6をやや優遇するようにルールで調整すべきというのがウィットマーシュの見解だ。

「もしもやるのであれば、新しく作る方のターボエンジンがNAより有利になるように工夫すべきだが、そうなるとフォーミュラは事実上の二層構造となり、レースとしての楽しみは損なわれるだろう」

前回F1エンジンのレギュレーションが大幅変更されれた2006年には、トーロロッソに対して既存V10エンジンの性能制限版の使用が許され、残りのチームは新型V8に予定通り換装した実例がある。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. 加藤製作所、新世代ラフテレーンクレーン「SL-250RV」発売…油圧伸縮起伏ジブ採用
  4. 【プジョー 208 新型試乗】新ハイブリッド搭載で、俊敏なハンドリングがより際立つ…島崎七生人
  5. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る