14日午前2時ごろ、山梨県甲府市内の市道で、路上に倒れ込んでいた45歳の男性がこれに気づかず進行してきた乗用車にはねられる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた21歳の男性から事情を聞いている。
山梨県警・南甲府署によると、現場は甲府市大里町付近で幅員約3.5m。クランク状となっており、見通しは非常に悪い。45歳の男性は酔い潰れて路上に倒れていたとみられるが、これに気づかないまま進行してきた乗用車にはねられた。
男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、頚部骨折が原因でまもなく死亡した。警察は同市内に在住する21歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
事故の約10分前、警察に対して「男性が路上で寝込んでいる」との通報があり、同署員が確認に向かっていたが、現場へ到着した時点ですでに事故が発生していたという。