緊急走行中の救急車が接触事故、搬送中の男児は後に死亡

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8月16日午後6時35分ごろ、大阪府岸和田市内の国道26号で、緊急走行中の救急車が交差点を右折しようとしたところ、対向の直進車と接触する事故が起きた。救急車は2分後に走行を再開したが、別の事故で受傷し、搬送中だった9歳男児は収容先の病院で死亡している。

大阪府警・岸和田署によると、現場は岸和田市中井町付近。交差点には信号機が設置されている。泉大津市消防本部に所属する救急車は緊急走行中で、同所の交差点を右折しようとしたところ、対向車線を直進してきた軽乗用車と接触した。

衝突によって双方の車両は小破。救急車は別の交通事故で意識不明となった9歳の男児を搬送中で、「走行に支障はない」と判断されたことから2分後に走行を再開。泉佐野市内の病院へ男児を収容したが、男児は意識を回復しないまま約2時間後に死亡している。

警察では男児をクルマではねて負傷させた54歳の女を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男児死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めるとともに、救急車の事故と男児死亡の因果関係についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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