トヨタ加藤副社長「TNGAで日本のモノづくりを守る」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ オーリス 150X
トヨタ オーリス 150X 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車の加藤光久副社長は、8月20日に東京で開いた新型『オーリス』の発表会場で、同社の新たな開発手法であるTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)について「もっといいクルマを賢く作るための仕組みであり、全社挙げてその構築に取り組んでいる」と、指摘した。

TNGAは、新開発のプラットホーム(車台)を核に、大幅な部品の共通化などを図っていく取り組み。グローバルでの賢いモノづくりを目指すということは、部品メーカーを含めた海外生産の強化も避けられない。この点について加藤副社長は「日本のモノづくりを守ろうとするわれわれにとって、ある意味天にツバするように見えるがそうではない」と話す。

TNGAは「突き詰めると、サプライヤーさんもわれわれも(日本で)人を育てることと、付加価値の高いものを作ること」としたうえで、「それによって日本のモノづくりを守ることにつながる」と説明した。また「誤解されやすいが、プラットホームを共通化して単に安く作るだけではない。品質と商品力を強化しなければ付加価値は高まらない」と、強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る