JFEスチール、印JSW社へ自動車用鋼板の製造技術を供与

自動車 ビジネス 企業動向
JSW社の主要製鉄所
JSW社の主要製鉄所 全 2 枚 拡大写真

JFEスチールは8月20日、インドの提携先JSWスチール社に対し、自動車用鋼板の製造技術供与を行うことで合意し、契約を締結したと発表した。

【画像全2枚】

今回の契約は、インドに生産拠点を持つ各自動車メーカーの高度化・多様化する現地調達要請に対応するためのもので、ハイテンやJAZ(高潤滑性GA鋼板)を含む外板など多岐にわたる規格を供与対象としている。

JSW社での一貫製造体制の構築を最終目標に見据えつつ、2013年秋稼動予定のビジャヤナガール製鉄所 第二冷延工場において、連続式酸洗-冷間圧延ライン(年産230万t)、連続焼鈍ライン(年産190万t)、溶融亜鉛めっきライン(年産40万t)の操業および対象製品の製造技術を供与する。

JSW社は、第二冷延工場からの製品供給体制を整備することで、自動車鋼板市場への本格的な参入を図り、さらなる拡販を目指す。またJFEスチールは、インドの鋼材供給拠点としてのJSW社との提携を活用し、インド自動車用鋼板市場での成長戦略を具体的に推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る