【トヨタ オーリス 新型発表】新色はちょっと大人の男性に

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ・オーリス RS“S Package” (アバンギャルドブロンズメタリック) 〈オプション装着車〉
トヨタ・オーリス RS“S Package” (アバンギャルドブロンズメタリック) 〈オプション装着車〉 全 5 枚 拡大写真

2代目となったトヨタ『オーリス』には専用に開発されたボディカラーがある。

そのカラーは“アバンギャルドブロンズメタリック”だ。「個人的にはイチオシのカラーです」というのはトヨタ自動車デザイン本部デザイン開発部カラーデザイン室の大槻香奈さん。「白、黒、シルバーというニュートラル域のカラーが多く販売されやすい中で、プチ個性ではないですが、隣近所とは少しでも別の個性が出せないかという挑戦をしました」と話す。

大槻さんは、現行『ヴィッツ』のカラーも担当しており、“ジンバック”という新色を開発した。「このカラーは若干グリーンがかったシルバーという試みでした。このアバンギャルドブロンズメタリックも同じような考え方で、ブロンズになり切らない、シルバー色域のブロンズというものを創ったのです」と述べる。そして、「一筋縄ではいかない30代の独身貴族にはいいかなと思います」とした。

この色を創った理由として、「トヨタは数多くのカラーラインナップがありますが、この色域はなかったのでトライしたのです。その強い想いがあるのでイチオシですね」と笑う。そして、「アバンギャルドブロンズメタリックは太陽光の下で見ると、ちょっと赤みが増してセクシーな雰囲気になります」と仕上がりに自信を見せる。

最後に、「内装は本革コンビネーションのシートも選ぶことが出来ますし、本革を使ったインパネ加飾がありますので、アバンギャルドブロンズメタリックと合わせてちょっと大人の男性に乗ってもらいたいですね」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る