オペル、ドイツ2工場の操業を20日間停止へ

自動車 ビジネス 企業動向
オペル アストラ
オペル アストラ 全 1 枚 拡大写真

GMの欧州部門のオペルは8月23日、ドイツの4工場のうちの2工場の操業を20日間停止することで、労働組合と合意したと発表した。

操業を停止するのは、主力組み立て工場のリュッセルスハイムと部品工場のカイザースラウテルンの2工場。両工場では9月から12月末の間で、20日間、製造ラインを止める。

今回の製造ラインの停止は、生産調整の意味合いが強いもの。欧州での信用不安の影響で、オペルの新車販売は低迷しており、赤字幅も拡大。生産調整によって、需要に見合う生産台数を実現する。

現在、リュッセルスハイム工場では1万3800名を雇用。20日間の製造ラインの停止によって、全従業員の約50%にあたる約7000名が影響を受ける見込み。

オペル取締役会のHolger Kimmes副社長は、「欧州新車市場の落ち込みは大きい。生産調整はやむを得ない対応」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る