上半期の中国BYDオートの決算…94%の大幅減益

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BYDオート・Qin(北京モーターショー12)
BYDオート・Qin(北京モーターショー12) 全 5 枚 拡大写真

世界有数の電池メーカーとして知られる中国のBYD。その傘下の自動車メーカー、BYDオート(比亜迪汽車)は8月27日、2012年上半期(1‐6月)の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は225億8000万元(約2795億円)。前年同期比は0.2%増と、ほぼ横ばいとなった。

一方、純利益は1627万元(約2億円)にとどまる。前年同期の2億7536万元に対して、94%もの減益となった。

大幅な減益となった大きな要因が、新車販売の低迷。BYDオートの2012年上半期の中国における乗用車販売は、前年同期比7%のマイナス。市場平均の6%増に対して、減少ぶりが目立つ。

BYDオートは、「中国政府のインセンティブの打ち切り、太陽光事業の不振などの影響を受けた」と説明している。

《森脇稔》

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