ポルテとスペイド、1か月で2万4000台を受注 …プチバンはブームから定着へ

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トヨタ ポルテ
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トヨタ自動車は、7月23日に発売した新型『ポルテ』および『スペイド』の受注状況を発表した。発売からおよそ1か月にあたる8月26日時点の受注台数は2万4000台と、月販目標台数8000台の約3倍を記録した。

受注台数の内訳は、ポルテが約1万1000台、スペイドが約1万3000台。主な好評点としては、大開口ワイヤレス電動スライドドアと超低床フロアによる優れた乗降性や、室内空間の広さと多彩なシートアレンジがあげられている。

くわえてポルテでは、運転席側リヤドアの追加や燃費の改善とシンプルでモダンなスタイルが、スペイドではアクティブなスタイリングが高い評価を得ている。

軽自動車サイズ、あるいはそれより一回り程度大きいサイズで背高スタイルのスライドドアを持つモデルは、いわゆる「プチバン」と呼ばれるが、ポルテ/スペイドもそのプチバンのカテゴリーに収められる車種だ。

7月の車名別販売実績を見ると、ホンダ『N BOX』が2万1837台で4位、ダイハツ『タント』が1万7364台と好調で、このほか登録車ではホンダ『フリード』やスズキの『ソリオ』などもトップ20入りかつ前年比を上回る販売実績を残している。おそらく、8月以降の実績にはポルテ/スペイドもランキング上位に名を連ねることが予想される。

小型サイズゆえの取り回しのよさに加えて高い着座位置による運転のしやすさ、優れた燃費性能、無駄にならないスペース、と若いファミリーからシニアまで幅広い層に受け入れられる素地が揃っているだけでなく、複数のメーカーから車種が登場したことで選択肢の幅も広がった。ポルテ/スペイドの受注実績は、このプチバンカテゴリーが、一過性のブームというよりは車選びにおける筆頭ジャンルとして根付いたことの証左とも言える。

《レスポンス編集部》

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