フェラーリ会長、2012年は過去最高の業績を示唆

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フェラーリ FF
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イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリ。同社のトップが2012年、過去最高の販売台数と収益を達成する見込みを示した。

これは8月28日、『オートモーティブニュース』の欧州版が伝えたもの。同メディアのインタビューに応じたフェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、「最新のデータを見る限り、2012年の業績は新記録となりそうだ」と話したという。

フェラーリは2011年、世界新車販売7195台、営業利益3億2100万ユーロ(約317億円)という過去最高の業績を達成。一方、2012年上半期(1‐6月)の世界新車販売は3664台。前年同期比は7%増と、過去最高だった2011年を上回るペースだ。

モンテゼーモロ会長が、2012年の業績に確かな手ごたえを示した背景が、フェラーリのラインナップの頂点に位置するV型12気筒エンジン搭載車(『FF』や『F12ベルリネッタ』)の販売好調にある。2012年上半期、V12エンジン搭載車の世界販売は、前年同期比66%の大幅増。同社の上半期の営業利益、1億5200万ユーロ(約150億円)、前年同期比13%増の達成に貢献している。

《森脇稔》

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