米オバマ政権、2025年の新燃費規制を正式発表…23.2km/リットルへ

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米国のオバマ大統領  
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環境に配慮したグリーンニューディール政策を推し進める、米国のオバマ大統領。そのオバマ政権が、自動車に関する新たな燃費規制を正式に発表した。

これは8月28日、ホワイトハウスが発表したもの。2025年までに、米国で販売する乗用車とライトトラック(SUV/ミニバン/ピックアップトラック)には、平均54.5マイル/ガロン(約23.2km/リットル)の燃費規制が課せられることが、正式に決定した。

この燃費規制は、2017年から平均燃費を年間5%ずつ引き上げて適用。現在の規制では、2016年までに35.5マイル/ガロン(約15.1km/リットル)にすることを求めている。2025年の新燃費規制値は、現在の約12km/リットルから平均燃費を2倍に引き上げることを求める内容だ。

ホワイトハウスは新燃費規制が適用されれば、新型車の燃費性能はさらに向上し、消費者はガソリン1ガロン(約3.785リットル)あたり、1ドル(約80円)の節約が可能になると試算する。

オバマ大統領は「新燃費規制は、石油資源への依存を減らすという目的に向けて、今までにない最も重要なステップとなる」と述べている。

《森脇稔》

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