【F1 ベルギーGP】プレビュー…マシンの柔軟性とドライバーの腕が試される難コース

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2011年 F1ベルギーGP
2011年 F1ベルギーGP 全 3 枚 拡大写真

約1ヶ月のサマーブレイクを経て開催されるベルギーGP。ベルギー・アルデンヌの森にあるスパフランコルシャンの歴史的サーキットは、全長7.004kmの内、実に70%超がフルスロットル区間となり、比率で言えばモンツァに次ぐシーズン2番目のパワーサーキットとなる。今年のDRSゾーンは、ケメルストレートの後半あたるT4-T5区間だけ。ホームストレート直前のT17からのDRSゾーンは廃止となった格好だ。

ベルギーGPは天候の変わりやすさで知られる一方、サーキットの異なるパート地点での天候の違いも重要だ。ある部分では強力なグリップが求められ、部分的なウェットでスムーズなドライビングが要求される場合は、フレキシビリティを優先するため妥協点を探らなければならない。

サーキットのパートによる天候の差に加えて、高度変化による気圧の変化も軽視できないファクターだ。サーキット全体の最大高度差は±100mもあり、これは12mb(ヘクトパスカル)の気圧差に相当する。エンジンが吸入する空気が減れば燃焼する燃料も減少し、サーキット最大箇所の燃料消費は最低地点に比べて1%ほど少ない。

《編集部》

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