【モスクワモーターショー12】ランドローバー フリーランダー2が大幅ダウンサイジング

自動車 ニューモデル モーターショー
ランドローバー フリーランダー2(モスクワモーターショー12)
ランドローバー フリーランダー2(モスクワモーターショー12) 全 15 枚 拡大写真

英国のランドローバー社は8月29日、ロシアで開幕したモスクワモーターショー12において、『フリーランダー2』の大幅改良モデルを初公開した。

現行『フリーランダー』は2006年7月に発表。2世代目モデルにあたることから、フリーランダー2(北米では『LR2』)を名乗る。フリーランダー2は2010年、最初の改良を受け、フロントグリルやリアゲートを変更。今回の改良は、現行型としては2度目だ。

ハイライトは、ガソリンエンジンの変更。自然吸気の3.2リットル直列6気筒を、2.0リットル直列4気筒ターボにダウンサイジングしたのだ。このユニットはレンジローバー『イヴォーク』と基本的に共通。最大出力240ps、最大トルク34.7kgmを発生する。

従来の3.2リットル直6(最大出力232ps、最大トルク32.3kgm)と比べると、排気量を大幅に縮小。にもかかわらず、ターボで過給することで、パワーは8ps、トルクは2.4kgm上回った。もちろん、ダウンサイジングならではの環境性能も向上している。

内外装はリニューアル。エクステリアは、ヘッドライトとテールランプにLEDを採用。フロントグリルやフォグランプのデザインも見直され、フェイスリフトが図られた。

室内は、センターコンソールのデザインを一新。7インチの液晶タッチパネルモニターを新採用した。また、4WDシステムの「テレインレスポンス」のダイヤルスイッチをボタンスイッチに変更し、パーキングブレーキも電気式に変更。収納スペースを増やしているのも見逃せない。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る