日本フルハーフは8月31日、コンテナセミトレーラの締結ボルトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2011年2月5日~2012年5月30日に製作された278台。
左右のフレームを連結するためのクロスメンバー両端の締結用ボルトの選定が不適切なため、ボルトが緩んで締結部にガタつきが発生し、車枠の堅牢性が損なわれるとともに、板ばねを支持するハンガーブラケット連結部材の溶接部に亀裂が入るおそれがある。
全車両、クロスメンバー締結用ボルトを対策品に交換するとともに、ハンガーブラケット連結部材を点検し、溶接部に亀裂が発見された場合は補修する。
不具合発生件数は4件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。