【F1 ベルギーGP】バトンがPP、小林可夢偉が2番手最前列スタート

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2012年ベルギーGP終了後。バトンと小林可夢偉、マルドナド。マルドナドはその後、グリッド追う角の処分を受ける
2012年ベルギーGP終了後。バトンと小林可夢偉、マルドナド。マルドナドはその後、グリッド追う角の処分を受ける 全 8 枚 拡大写真

ベルギーGPでジェンソン・バトン(マクラーレン)がポールポジションを獲得。さらに小林可夢偉(ザウバー)も日本人タイ記録となる2番グリッドを獲得した(前回は2004年ヨーロッパGPの佐藤琢磨)。その一方でワールドチャンピオンのセバスチャン・ベッテルがQ2落ちを喫するなど波乱に満ちたベルギーGP予選となった。

トップ10ドライバーで争うQ3では、大多数のドライバーが1回のアタックにとどめる中、バトンは2度目の走行でタイムを1'47.573へと切り詰める。小林可夢偉のタイムはこれより0.3秒ほど遅かったが、それでも自身F1キャリア最高のポジションからのスタートとなった。

パストール・マルドナド(ウィリアムズ)も番狂わせの一人としてQ1では終始ペースセッターとなるなど活躍をしたが、予選12位のニコ・ヒュルケンベルクに対するブロッキング行為で予選3番手を得ながらも3グリッドダウンの処分を受けてしまう。

それによって予選結果4位のはキミ・ライコネン(ロータス)は3位に繰り上げ。セルジオ・ペレス(ザウバー)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がそれぞれ順位をひとつづつ繰り上げた。

さらに、ウェーバーは前戦のペナルティーによって、ロズベルグは今大会中のギヤボックス交換によって、5グリッドダウンのペナルティが課せられる予定だ。

1: バトン(マクラーレン) 1'47.573
2: 小林(ザウバー) 1'47.871
3: ライコネン(ロータス) 1'48.205
4: ペレス(ザウバー) 1'48.219
5: アロンソ(フェラーリ) 1'48.313
6 : マルドナド(ウィリアムズ) 1'47.893
7: ウェーバー(レッドブル) 1'48.392(5グリッドダウン)
8: ハミルトン(マクラーレン)1'48.394
9: グロージャン(ロータス) 1'48.538
10: ディレスタ(フォースインディア) 1'48.890

Q2落ち
11: ベッテル(レッドブル) 1'49.722
12: ヒュルケンベルク(1'49.362)
13: シューマッハ(メルセデスAMG) 1'49.742
14: マッサ(フェラーリ)1'49.588
15: ベルニュ(トーロロッソ) 1'49.763
16: リチャルド(トーロロッソ) 1'49.572
17: セナ(ウィリアムズ) 1'49.958

Q1落ち
18: ロズベルグ(メルセデスAMG) 1'50.181(5グリッドダウン)
19: コバライネン(ルノー) 1'51.739
20: ペトロフ(ケータハム) 1'51.967
21: グロック(マルシャ) 1'52.336
22: デラロサ(HRT) 1'53.030
23: ピック(マルシャ) 1'53.493
24: カーティケヤン(HRT) 1'54.989

107%タイム: 1'56.622

※予選順位は、マルドナドのペナルティを加味したもの。ウェーバーとロズベルグは、それぞれ前戦と今回のペナルティによって確定順位から5グリッドダウンが命じられる。

《編集部》

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