スズキ鈴木会長、インド工場暴動の原因はなお不明

自動車 ビジネス 海外マーケット
マルチ・スズキのマネサール工場
マルチ・スズキのマネサール工場 全 3 枚 拡大写真

スズキの鈴木修会長兼社長は9月6日の記者会見で、7月に発生したインド子会社マルチスズキのマネサール工場での暴動の原因について、政府や警察関係者らと会見したものの「いまだに原因はつかめていない」と述べた。

鈴木会長は8月下旬に現地を訪問、工場は同月21日から一部操業を再開しているが「入口には警官が並んでおり、異常な状況だった」という。鈴木会長は、これまで報道された賃金の問題が原因との見方については、「絶対にない」との見解を示した。

また、こうした事件が発生したことについては「(進出している)日本の企業にもご迷惑をおかけすることになり、非常に申し訳ない」と陳謝した。鈴木会長によると、日産200台で再開したマネサール工場は9月4日から650台に生産量を上げており、「間もなく800台から850台になる。9月上旬はそのレベルを計画している」と語った。

同工場は事件発生前には『スイフト』などを日産1700台生産しており、当面は半分程度での生産となる。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  4. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  5. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る