マツダ、ロシア極東工場で開所式…プーチン大統領も飛び入りで参加

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スピーチするマツダ山内社長。向かって右にはプーチン大統領、左には枝野経産大臣
スピーチするマツダ山内社長。向かって右にはプーチン大統領、左には枝野経産大臣 全 6 枚 拡大写真
マツダは9月6日、ロシア極東連邦管区のプリモリスキ州ウラジオストク市で、ロシア・ソラーズとの合弁会社マツダソラーズマヌファクトィリングルースが工場の開所式を行った。

合弁会社は、10月から操業開始する予定で、極東地区で初めて日本車が生産されることになる。

式典には、ウラジオストクで開催中のAPEC首脳会議に出席のため訪れていたロシアのウラジーミル・プーチン大統領も飛び入り参加。日本政府からも枝野幸男経産大臣が出席した。

式典でマツダの山内孝社長は「ロシアの自動車市場は300万台に迫る勢いで成長しており、中でも特に東アジア経済圏へのアクセスポイントとして、大きな発展が期待されるウラジオストクの地にマツダは、自動車メーカーの先陣を切って工場進出する。マツダはこの工場での精工を通じてロシア市場での更なる成長を遂げるとともに、この地がロシア自動車産業の新たな拠点として成長していくことに貢献していきたい」と述べた。

プーチン大統領も「ロシアの自動車産業の発展に大きな影響がある」とマツダ進出を歓迎。

合弁工場は、10月から車両組み立てラインのみで操業開始する。立ち上がりの生産能力は年間5万台で、『CX-5』と『マツダ6(日本名:アテンザ)』を生産する。将来的には車体、塗装工場を新設し、生産能力を10万台に引き上げる計画。

《レスポンス編集部》

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